仙台フォーラスは、建物・設備調査を行うため
2024年3月1日より休業する。



仙台フォーラスは、1975年5月に「ジャスコ仙台店」としてオープン、1984年11月に「仙台フォーラス」へ業態を転換した。以降39年間に亘ってファッションシーンの先駆者として営業して来た。

若者の待ち合わせ場所として「フォーラス前」=「ラス前」は定着していた。地下1階の中華料理店「北京餃子」はリーズナブルな価格で腹一杯になる料理を出していた。
震災前の初売りでは、2000人から3000人の若者が列を成した。
 
しかし築約50年となり建物・設備の老朽化が進んでいることに加え、東日本大震災や、2021年、2022年の福島県沖地震により、設備の故障・停止や建物損傷等が発生した。
今後の長期的な安全性を確保するため、建物・設備の調査を行なうものだという。しかし休業期間が明示されておらず、このまま廃業という可能性もある。

フォーラス地下1階の北京餃子も昨日が最後の営業になった。