宮城県内でラーメン店「だし廊」を経営する仙台市の「ブロスアップ」が2月29日、仙台地裁に民事再生法適用を申請した。
負債総額は2億6000万円。
帝国データバンクによると、「ブロスアップ」は、2016年の設立で、県内でラーメン店「だし廊」を6店舗経営するほか、店舗開発のプロデュースやラーメン商品関連の販売を手がけている。
コロナ禍の収束に伴い外食需要が高まったことで2023年6月期には、売上高2億9700万円となったものの、業績回復が見込めず、自主再建を断念した。今後も営業は継続する。
最近は「だし廊」のメニューの半分くらいが1000円を超え、所謂「ラーメン1000円の壁」にぶち当たっていた。
つまり原材料費と人件費の高騰により価格を1000円以上にしないと採算がとれなくなったが、1000円のラーメンを食べる客はいないというジレンマ。
同様にハンバーガー、牛丼の壁は500円、うどん、パスタの壁は800円とされている。
この頃1200円以上するハンバーガーを見るが、厚さというか高さが60センチもあって、どうやって食べるの?という感じ。食べ物で遊ぶのはやめた方がよい。
2021年4月16日に自分が書いた記事です↓
ラーメン屋「だし廊」
仙台市桜ヶ丘のブランチ内に2020年12月に開店したラーメン屋「だし廊」。
開店当初は行列だったが、最近はやっと落ち着いて来た。
若者に人気だというので入ってみた。
食券制になっている。
ここのラーメンは「だし」で勝負するらしい。
見た目がおしゃれなラーメンなので若者、女性客が多い。
開店の混雑が一段落して、店内は空いている。
南町通り、電力ビル地下にもあるが、それぞれメニューが違っている。
連れは「本枯カツオ節の中華そば」。
あっさり系で、スープを飲み干した。
自分は、本日限定の「あごだしと真鯛だしの塩中華」。
赤いのは糸唐辛子。ほんとに辛い。
麺は自分の苦手なストレート麺。出汁はあっさり系なので全部飲めた。
割り箸は高級なのを使っている。
店内もラーメンも、見た目がおしゃれ。
しかし、味があっさりし過ぎていまひとつ余韻が残らない。
明日になるとスープの味を思い出せないだろう。